平成31年春 九州離島旅【11.長崎編】
どうもお久しぶりです、りゃなんです。卒業に失敗しようとコロナが流行ろうと月日は流れるものですが、時の流れが澱み続けるこのブログは未だに平成31年です。
前回の記事の最後で、今回の長崎編は外海と長崎と有田だと言いましたが、あれは嘘です。尺の都合で有田は入りませんでした。てなわけで西海市と長崎市に行きます。まあ皆さん半年以上前のブログの内容なんて忘れてますよね。
11日目<3月17日> 長崎編
前回の記事が島原を出るところで終わっているので、今回の記事は珍しく夕方スタートです。レンタカーを翌日の朝佐世保返却で設定したので、小浜温泉から西に向けて車を走らせて
世界遺産の教会、出津教会を訪れて
東シナ海に夕日が沈むのを眺めたりしてました(ギリ間に合っていない)。
ところでなんで昼まで島原半島にいたのに今東シナ海を見ているかというと、この日の宿が西海市というところにあったから。
同行者が探してくれました。西海市の雪浦というところにあるゲストハウス森田屋。
元村長のお宅を改装した雰囲気のいいところなんですけど、この日はたまたま他に泊まる人がいなかったので見事貸切状態。ごはんは自炊とのことだったので
鍋作りました。ちなみに、西海市のスーパーが18時半で閉まるらしくて慌てて食材を買い出しに行ったから、18:28の日没に間に合わなかったんですよね。横に置いてある酒瓶は前々回の記事で出てきた平戸の酒蔵で買ったお酒です。
あとこのゲストハウス、なんか
バーカウンター的なのがありました。昼はカフェもやってるらしいです。良いとこなのでご縁があれば是非行ってみてください。
12日目<3月18日> 長崎編
酒に酔っていつの間にか寝ていたぼくを同行者が起こし、混雑する朝の佐世保市内を潜り抜けてレンタカーを返し、本州へと戻るらしい同行者と佐世保駅で別れて電車に乗り、次に向かったのは
来ました長崎駅。長崎市内を車で走りたくないからわざわざJRで来ました。
それでなんでわざわざ佐世保から長崎まで来たかというと、この旅の数か月前、2018年秋クールにあるアニメが放送されていたからなんですね。色づく世界の明日からという長崎を舞台にした物語なんですけど、ストーリーも世界観もいいし長崎の描写も綺麗で曲もいい、とても素晴らしいアニメなんです。ちょっとでも興味持ったら見てみてください。本当にいいアニメなんです。ぼくも今度見直そうかな。
話が脱線しましたが、つまり聖地巡礼ってやつに来たわけですね。まあこの作品は長崎市内のいろいろなところを美しく描いているので、普通に長崎観光をするだけで聖地を巡れます。長崎行ってみたい人はとりあえず見てみましょう。
また話が脱線してしまった、今日やることは長崎展望台巡りです。路面電車に乗って向かったのは
これ、ブラタモリにも出てきたので知ってる人も多そうですね。グラバースカイロードという斜行エレベーターです。地元のおばあちゃんと一緒にエレベーターに乗るだけで
早速この景色。現在の標高は60mです。この時点ですごく眺めが良いですが、ただ別の展望台がさらに上にあります。まだまだ登りますよ。
めっちゃ登った~~~~~。
ここは鍋冠山公園の展望台、標高は170m。3月なのにもう汗だくです。日本酒の瓶や寝袋の入ったザックを背負って登るのがどれだけしんどかったか……。通りかかったおじいちゃんに兄ちゃん大丈夫か?って言われました。
まあ苦労して登った甲斐あってすごくいい景色。展望台でしばらく涼んでいると
わかります?なんか1隻の船が長崎港に入ってきました。巨大なクルーズ船の左上に写ってるやつです。最初は船の小ささから漁船かなと思ったんですけど、実はよく見たら五島列島から来たフェリー。島にいた時はあんなに大きく感じたのに、クルーズ船がでかすぎてスケール感覚が狂う……。
さて汗が引いたので次の展望スポットに行きましょう。
ここは出雲近隣公園。色づく世界の明日からの作中で大きなイベントが起こる場所です。近くの幼稚園か保育園の園児たちが遠足に来ていて、みんなでお弁当食べてました。
だけどこう眺めるとやっぱ長崎って町はすごいですね。どの斜面も家家家。
公園から下に降りる階段の眺めもこんな感じ、この階段の途中の家は毎日この階段を使って生活してるわけで、眺めは良さそうですけど苦労も多そう。
重いザックを背負って坂の街を歩き回ったので、いくら元山岳部員と言えどもさすがに足が疲れてきました。そろそろ昼食にしましょう。
長崎の町の中でも新大工町という町の商店街がぼくのお気に入りで、そこにある濱中水産という魚屋がやってる食堂の刺身定食の写真です。なんとこれだけいろいろついて550円という破格さ。いつも地元の人でいっぱいです。あと、この近くにあるかつらという寿司屋も1000円未満で寿司定食が食べれるのでおススメです。
そろそろ長崎市内から出る時間だけど、もう一か所町歩きしに行きましょう。
ここは眼鏡橋のすぐ近くにある長崎市寺町。名前の通りお寺がいっぱい集まっている町で、すごく落ち着いた町並み。坂の洋館と中華街なんて異国情緒溢れる長崎にもこんな町があったんですね。
そろそろ歩き疲れたのでここらへんで長崎を離れます。博多港から福江島に行った旅5日目の朝からずっと過ごした長崎県についに別れを告げて、佐賀県に行きましょう。五島で教会を訪ねて平戸で海を眺めて島原で山に登って長崎で坂を歩いて、見所が多すぎる旅が本当に楽しい県でした。
というわけで次回の記事はこの日の午後に有田焼で有名な有田に行った話です。いったいいつ書けるのでしょうか。Twitterか何かで急かしてください。一応この九州旅の記事はちゃんと終わらせたいと思ってます。思ってはいるんです。
それでは
P.S. 重ね重ね言いますが、是非色づく世界の明日からを見てください。
今回の旅の記事一覧です。
平成31年春 九州離島旅【11.長崎編】