備忘録以上記憶未満の何か

さて当ブログはゆるふわ旅行記日常ブログです。テーマは、描写的には「放浪と趣味」、内容的には「洒洒落落」です。

平成31年春 九州離島旅【8.小値賀島編】

 どうもりゃなんです、お久しぶりですね。去年の5月以降バイトで忙しくなってしまって滞ったこのブログ、弥勒菩薩如来になるような年月がかかりましたが、流行り病のおかげで暇になったので更新したいと思います。皆さん旅の流れ覚えてますか?忘れた方は前の記事のアクセスカウンターを是非増やしに行ってください。というかぼくも旅から1年経ってしまったのでいろいろ忘れてる。

さあ今回は小値賀島編、五島の島旅では最後の島です。てるてる坊主の威力が存分に発揮され、いい感じに晴れている景色をご覧ください。

9日目<3月15日> 小値賀島

野崎島から朝の町営船で小値賀島に戻ってきました。

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しかし天気が良いですね。前回のブログ見てたらわかるんですけど、昨日はどん曇りだったのにこの日の朝起きると快晴になってました。そんな天気がいい島を今日はこれで回ります。

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そう、レンタサイクルです。港で借りれます。なんか結構坂があるらしいので念のため電動機付き。あと今は晴れてますがなんか午後から雨降るらしい、頼むから天気もってくれ。

さあチャリに乗って島めぐり開始、最初に向かったのは

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奥に見えているは小値賀島の北西にある斑島さっそく別の島行きやがったこいつ。チャリで簡単に一周できる小さい島です。この島の景色こんな感じ。

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牛に注意!

1枚目の写真はよく見ると鳥居が写ってますけど、それを除くとなんか日本っぽくない景色ですよね、そう思いません?

こんな草原は斑島だけじゃなくて小値賀島の各地にあって

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こんな感じで牛が草を食んでました。しかしすごい景色だ。2枚目の写真は長崎鼻という岬みたいなところなんですけど、ゲート開ければ車が入れちゃうので

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こんな感じの景色になる。大海原と広がる草地、ここはホントに日本か?それはそうと二輪のおっちゃんこけないよう気を付けてね。

そしてこの長崎鼻のすぐ横にある五両ダキという海岸は

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なんじゃこの

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半端なく透き通った海は。
綺麗とかそういう話じゃねえ、なんなんだこの色、芸術的だ。ちなみに横では地元の人と外国人の方が楽器を作るために廃材を集めてました。海ってゴミ多いもんね……。

一方で五両ダキの島の反対側にはこんな海岸もあります、その名も

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赤浜海岸

名と実がまんますぎる。しかしホンマに赤いんです、Googleマップ見てもらえば航空写真からでもその赤さがはっきりわかりますよ。何か所もビーチがある小値賀島でも赤いのはここらへんだけ、鉄分多いんですかね。

さて今度は途中で立ち寄った神社のお話。

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こちら地ノ神島神社という神社。創建は伝704年、なんと驚き飛鳥時代。本殿を撮らず鳥居を撮っているのは理由があってですね、海が綺麗だから、ではなく向かいに見えている島がポイントです。神社名で“神島”と表されているあの島、そうあの島は前日行った野崎島。前回の記事で野崎島隠れキリシタンの島になった理由を

もともと聖地で宮司といくらかの氏子が住んでいただけの野崎島隠れキリシタンたちは目をつけ、弾圧厳しい本土から移住してきたんだそう。

と書きました。つまりこの鳥居、神が宿る野崎島(正しくは野崎島にある王位石という石)を拝するための鳥居なんです。ちなみに野崎島の王位石のあるところには今でも沖ノ神島神社という神社がありますが、辿り着くまでの山道は島が無人化したことで荒廃、その上片道2時間半かかるのでガイド無しで歩くのはやめた方がいいです。

さあここからは恒例(?)町並み巡り、興味ない人は無心でスクロールしてください。

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路地が細い!

最初に出てきた斑島の集落。漁村特有の路地まみれなんですけど、バイクすら入れないですね。

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これは島の北東にある唐見崎という集落、この町は等高線に沿って古い家々が並んでました。基本的に溶岩台地でできた島なので勾配が緩やかだからこんな町が作れるんですかね。

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最初に上五島からの船が着いた小値賀島の中心地笛吹の町並み。家の数や賑わい、店の数、どれをとっても小値賀一、しっかり銀行もある。1枚目の奥の白壁は旧商家を改装した民俗資料館なんですけど、江戸時代にはその前の石畳の下まで海だったそうで。

町並み巡りはここで終わりです。はいスクロールした人はここまでねー。

そんなこんなで港のある笛吹に戻ってきましたね。そのまま漁港に行くと

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ちょうど漁船が帰ってきたらしく、いっぱい魚が箱詰めされていきました。こんな感じで箱詰めするんですね、初めて見た。あれなんて魚でしょう。

さて港でレンタサイクルを返す時間になりました。結構坂が多い島で電動でもそこそこ疲れてしまった。ここからはサイクリング中に撮った小値賀島の風景写真を連続で、いきます。

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島の真ん中にある姫の松原。まあ松原は綺麗なんですけど、それは置いといてなんで牛の絵そんな怖いんですか。めっちゃ見てるじゃん牛、夢出てきそうだわ牛。

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こちら小値賀空港、残念ながら2006年で定期便が休止されたんですけど、タイヤ痕あるのでチャーター機とかが来てるんですかね。

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これは笛吹の町の中にあった休憩所。なんか卓球台あるわ奥には囲碁の碁盤もあるわ、ここだけで3時間くらいは普通に溶けそう。

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こちら昼飯に食べた刺身定食、郵便局の横の路地の奥にあって見つけるのがすごく大変だったけど、安いし旨いし、博多から移住したらしい店主さんは優しいし。やっぱ島の魚は最高だわ

さあ最後に島の刺身も食べて満足したので、そろそろ五島の島旅も終わり、本土に帰る時間です。

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 五島列島に丸5日も滞在したので、島を離れることに寂寥感……。

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さよなら五島!絶対にまた行くぞ五島!

離れていく小値賀島野崎島中通島等々の島影を眺めながら、2か月後に新造船が入ることで引退になるボロフェリー“なるしお”に揺られて佐世保へ向かいましたとさ。

ということで今回はここまで、五島列島編完です。5つの島の記事書くのに1年かかっちゃった。

次回は長崎ドライブ編、なるべく早く書きたいよね。ぼくの記憶が薄れるので。

あと、小値賀町の観光HPのアドレスを載せておきます。

ojikajima.jp

今回は金銭上の都合で行きませんでしたが、小値賀島古民家ステイを推進してる島で、色々な風情ある古民家に泊まることができます。皆さんも是非小値賀島行ってみてください。ぼくも古民家泊まりたい……。

それでは

 

ちなみに冒頭で言及した午後の雨、船が佐世保に着いて1時間後、リンガーハットでちゃんぽんを食い始めたところで突然降り始めました。結局五島列島にいる間はほぼ雨降らず。

言うことはこれしかないですね。

てるてる坊主さんありがとう!!

 

今回の旅の記事一覧です。

 

平成31年春 九州離島旅【1.竹原/忠海編】

平成31年春 九州離島旅【2.大崎上島編】

平成31年春 九州離島旅【3.山口/福岡編】

平成31年春 九州離島旅【4.五島久賀島編】

平成31年春 九州離島旅【5.五島福江島編】

平成31年春 九州離島旅【6.上五島編】

平成31年春 九州離島旅【7.野崎島編】

平成31年春 九州離島旅【8.小値賀島編】

平成31年春 九州離島旅【9.平戸編】

平成31年春 九州離島旅【10.島原編】

平成31年春 九州離島旅【11.長崎編】

平成31年春 九州離島旅【12.佐賀/肥薩編】